俺だけの。

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抱きしめた刹那の温もりは。 心地よくて、俺だけの特権 「どっかいこっか?」 きっと彼女は何処かにいきたかったんだろう そういうの、言われなくても分かる。 「何処に!?もう2時だよ!?」 「・・・・そのままご飯食べてきたらいいでしょ?」 「ん~・・・そうだけどー・・・」 「いこ??・・・な?」 「うん・・・///」 この、照れて微笑む刹那の顔が見れるのも・・・俺だけなんだ。 勝った・・・・世界中の男、全員に勝った・・・。 「何処か行きたいとこある??」 「・・・・ん~。」 真剣に悩んでる刹那もまた可愛い・・・。 あぁ、もういっそ閉じ込めたいくらいに。 「・・・あ」 「何処かある??」 思いついたように、刹那は手をたたき そしてふんわりと笑った。 「ゃ・・・此処にいれたらいかな」 「此処??」 「"疾風の隣"」 「・・・・いたくなくてもいて貰うよ、」 不覚にも顔が真っ赤になりそうで それを隠すように、ギュッと抱きしめる。 優しく優しく抱きしめて。 俺達には別れの日なんて来ない。 いつまでも続けば、いい。 遠く離れてても。 絶対に俺のモノ・・・・。 誰にもあげない いつまでも、俺だけの君でいて。
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