436人が本棚に入れています
本棚に追加
/124ページ
結城「………誰も…いないよね…」
生徒会長室の扉から廊下に誰かいないか確かめる
本当に誰とも会わずに帰りたいι
幸いにも時間的に生徒の人数は激減している
いるとしても部活関係者だが、部活に専念しているからまず僕を見ることはないだろう…
気にしないといけないのが校舎に残っている生徒と先生
これさえどうにかしたら無事に帰宅できる…
理奈「結城君。
どうかされましたか??」
結城「人がいないか確認しているんだ。
この格好で他に会ったらバレるから」
理奈「大丈夫ですわ♪
結城君はカワイイですから♪♪」
うぅ…ι
その言葉は今の僕に対して言っているのだろうが、彼氏としては『カワイイ』と言われるとなんか情けなくなるιι
今はそんな事いっている場合じゃないね。
人をいないのを確認して生徒会長室から出た
もう一度周りを見渡しても人はいないようだ
結城「理奈さん出てきてもイイよ」
理奈「そんなに大袈裟にしなくても大丈夫と思いますが…」
いや………その原因作ったの理奈さんなんだけどなι
結城「とにかく急いで学校から出よう。
学校の中は危険が……」
??「学校内に危険なものなどありませんが??」
その言葉にそーっと振り返るとメガネをかけた女の子が立っていた
その女の子を確認した瞬間『うわっ!!?』と驚きたかったが、女の子から放つ存在感に圧倒されただ見るしか出来なかったιι
最初のコメントを投稿しよう!