結城と理奈……それは禁断の愛??

14/29
前へ
/124ページ
次へ
凜「本当に五月蠅い人ですね。 そんなに文句ばかり考えていると……ハゲますよ。」 結城「ハゲません!!! そんなに五月蠅いなら心を読まなければいいじゃないですか!!?」 僕は好きで文句を言っている訳じゃないんだから!!! 凜「それは無理ですね。 …………面白いから。」 結城「最低ですよそれιι」 夏川さんは微笑みながら言ったということは……本気で楽しんでるなιι 結城「理奈さんからも止めるように………理奈さん??」 理奈「……………」 目線が下を向いて僕が呼んでも返事どころか反応がない どうしたんだろう… 凜「……………… 会長、今度の予算案について話したいのですが」 理奈「は、はい。 来月は学校行事がありますので…」 あれ?? 元に戻った…… 気のせいだったのかな… 凜『鈍感ではないみたいだけど、鈍いのねアナタは』 えっ!!!?? なんで夏川さんの声が!!! だって夏川さんは今… 凜「野球部が予算を少し上げてくれないかと要望があったのですが…」 理奈「それなら生徒会予算から少し野球部へ回してあげて下さい。 生徒会の方はまだ余裕があったはずなので」 凜「分かりました。 あとですね……」 今、夏川さんは理奈さんと話している… それなのに声が聞こえるなんて……女装して気が滅入っているのかなι 凜『高橋君は正常よ。 私があなたの心に話しかけているのだから』 ……僕はかなり病んでいるみたいだなιι こんな有り得ない状況でも驚かないなんて… 凜『それには私もびっくりしたわ。 奇声をあげると思っていたから…… で、そのあと『五月蠅いわよクズ野郎』と言おう思っていたのに』 ………あぁ~なるほど!! 夏川さんが異常で…そして最低なんですね♪
/124ページ

最初のコメントを投稿しよう!

436人が本棚に入れています
本棚に追加