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結城「あ、ありがとうございますιι」
そう言うと執事はお辞儀して一瞬で元の位置に戻った
…やっぱり忍者だよι
そんなことを考えながらオレンジジュースを飲んでいると、執事により守られていた扉が開いて、その向こうにとある三人が立っていた
??「なかなかの出来じゃないか理奈!!!」
??「理奈ちゃん♪
あの子ハグしてもいいかしら♪♪」
理奈「ダメですわ♪
結城君は私の彼氏なので♪♪」
あぁ~~幸せだ~~♪♪
理奈さんに『私の彼氏』と言われるなんて♪
……例えこんな格好していてもι
理奈さんの右側に立っているのがお父さん『結崎 一郎(イチロウ)』さんで、左側がお母さん『結崎 奈々(ナナ)』さんだ。
ここでは奈々さんと呼ばせてもらうけど、以前奈々さんと会ったときの印象が違う…
その時はおしとやかで気品なひとだったのに……今はまるで理奈さんがカワイイものを見たときと同じ雰囲気だ…
奈々「お願い~♪
タッチだけでも理奈ちゃん♪♪」
理奈「ダメですわ♪
お母様がカワイイものに触れると五分でボロボロになるではないですか」
一郎「確かに。
この前もぬいぐるみをボロボロにしたな…
さすが奈々さんだ♪♪」
えっ!!?
五分でボロボロって……
奈々「カワイイもの見るとつい力が入るんだから仕方ないの!!!」
頬を膨らます奈々さん
それを見て微笑する一郎さん
それにつられて奈々さんや理奈さんも笑い出す
執事の人は我慢しているようだが笑いたくて仕方ない様子だった
しかし僕は苦笑だ…ι
だって……理奈さんが止めてくれていなかったら僕は…ぬいぐるみと同じ末路を歩んだかも知れないんだιι
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