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結城「………よし、逃げよう。」
あれから30分…
結崎一家は未だに別世界で楽しんでいますιι
自分から危険地帯に入る勇気で何回も話しかけましたが、返ってくる返事は『カワイイ』や『似合う』という言葉だけ…
………夕食はどうするつもりなんだろうι
結城「執事さん。
帰ってもいいですか??」
執事「…………………」
そうだった…
指を鳴らさないと話すことさえしてくれないんだっけ……
表情一つ変えないからたまに人形に話しかけている気分になるよι
指を鳴らして理奈さんが気付かないか心配しながら鳴らすと、
執事「お呼びですか結城様??」
結城「そろそろ帰りたいんですけど(逃げたいですι)……」
執事「分かりました。
お任せください、結城様が心から望むことを叶えることはわたくし執事の仕事です。」
すると執事はお辞儀をした
……僕の考えていることがわかったのかな??
夏川さんみたいに心眼を使えるとか……ありえるιι
すると何故か執事は理奈さんのいる方へ向かった
………えっ!?
ちょっと!!!??
結城「ちょっと待って下さい!!
そちらに行かないで(小声)」
執事「……大丈夫です。
お任せください。」
お任せ出来ませんよ!!ι
全然望んでいないことやろうとしてますよι
結城「僕はですね…」
執事「分かっております。
わたくしを信じて下さい。」
…………不安だιι
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