結城と理奈……それは禁断の愛??

26/29
前へ
/124ページ
次へ
…ここで嘆いてももう過ぎたこと………早く帰ろうιι 少しでも理奈さんと一緒にいれるならなんでもする!!って考えていたけど……これは考え物だなιι 僕はため息をつきながら靴を脱いで帽子を取り、ワンピースを脱いでジーンズとTシャツに着替えて、化粧を落として…… …化粧を落とすって本当に女の子みたいな作業をしているんだな……ιι ここでまた少し凹んだ僕だけど、早く帰りたい思いで化粧を落とし、目の前の鏡で化粧残しがないか見てみる 結城「………大丈夫だ…な。 あとは………あっ。 ……全然違和感がないから…気付かなかったιι」 その鏡に映っていたのはまだ髪が長いままの僕だった。 あまりにも違和感がなく、カツラを付けたときもかなりフィットしていたから…… 小学生の頃は髪を長くしていたけど、それだけで女の子に見えていた僕 さすがに女の子扱いされるのが嫌で髪を短く切ったけど……この背中まである髪長さはあの頃と全く同じように見えて、懐かしく感じた 結城「髪を切っても……女の子に見えるなんてな…ιι」 本気で凹んでしまいそうになったので、さっさとカツラを脱ごうと… 結城「………あれ?? なんだよコレ…………あれ??」 いくら力をいれてもカツラが取れない。 あまりにもフィットし過ぎたのか、特殊なもので簡単に外れないようしてあるのか…… とにかく僕の力では全く外れないみたいだ。 まぁ…コレを付けた理奈さんがカツラの取り方知っているはずと考えカーテンを開けた。 ………その先(未来)にあまりにも残酷な真実が待っていることに…僕はまだ気付いていなかった
/124ページ

最初のコメントを投稿しよう!

436人が本棚に入れています
本棚に追加