結城と理奈……それは禁断の愛??

9/29
436人が本棚に入れています
本棚に追加
/124ページ
僕がこのまま生徒会長室から出たから、僕は確実に変態扱いされる!! 第一女装している姿なんて……誰にも見られたくない!!! そのためには僕の制服を返してもらわないと!! 理奈「……問題なく帰れると思いますが??」 結城「無理だよ!!ι ねぇ僕の制服はどこにあるの??」 理奈さん的には大丈夫と言われても…… 僕、理奈さんの彼氏だよ。 彼氏が女装していると他の人に見つかったら確実に生徒会長を辞めさせられる……なんて考えていないのかな… 理奈「結城君の制服でしたらご自宅の方へ輸送しましたわ♪」 結城「僕の制服は家にあるんだ♪ …………えぇ!!!?? なんで僕の家に送ったの!!!」 今から止めてもらえば間に合うはず!! 執事「お嬢様からのご命令で三分前に結城様ご自宅へ輸送開始しまして、二分後に輸送完了しました。」 結城「そ、そうなんですかιι」 たった二分で僕の家に………車でも20分かかるのにιι どこをどうしたら1/10に短縮できるんだろうι 理奈「もう制服は着ていますので、いらない制服をご自宅へ送ったんです♪♪」 結城「今着ているのが女子の制服で、送ったのが男子の制服なんだよ!!! 僕は男なのに女子の制服はおかしいでしょう!!!!!」 僕の言葉にキョトンとする理奈さん すると次には笑顔で、 理奈「結城君はカワイイので大丈夫ですわ♪♪」 罪を知らない目で僕を見ないで~!!!! すべて僕が悪いと感じてしまうからιι 何故か軽く罪悪感を覚えた僕に理奈さんは、狙ったようにトドメの言葉を口にした 理奈「一緒に帰りましょう結城君♪♪」 結城「…………はい。」 この瞬間、僕は何かを無くした気がしたιι
/124ページ

最初のコメントを投稿しよう!