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中々離れない三人にイラついて
パパは近くにあった木馬の玩具を手にとった。
きっと、投げつけようと思ったのだろうが、身長が180cm以上あるので
おもいきり持ち上げた木馬は電気のかさの部分に当たり、粉々にした。
その破片があたし達三人の上に降りかかってくる。
お母さんがあたしと繭を守ろうと覆いかぶさってくれたけど
あたしの顔に小さな破片が飛んできて、目の下のところから血を流した。
「…痛っ…」
お母さんの腕からも何ヵ所か血が流れている。
「目に入って失明でもしたらどうするんかぁぁぁあぁっ!!」
そう言うと、お母さんはパパに掴みかかっていった。
バキッ
ドスッ
パパは片手でお母さんを押さえつけ、殴る。
あぁ…もうどうしたらいいん…
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