コーヒーが飲めない

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そんなユナが僕に告白してくるなんて 夢にもおもわなかった。 ユナが呼ぶ僕の名前は、甘く柔らかいミルクティのようだった。 【ようちゃん】 【今日ね、とてもいいことがあったの】 【ふふ。ようちゃん。寝癖ついてるよ】 うるせーな。 よくそう思ったし、そう言った。 照れ隠しで、ふいに言ってしまっていた
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