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突然だが、最近の日本には萌えがあふれすぎていると思う。
何をするにも萌えキャラさえあればお構いなし。
どこぞのフルーツのパッケージにさえ萌えキャラが現れる始末。
……確かに可愛いし、それで売り上げが高くなっているので否定はしない。
しかし、だ。
そのキャラを引き立てているのは、何といっても服なのだ。
例を出すと、涼〇ハルヒの憂鬱で有名な朝比奈〇くるのメイド服姿。
確かに本人自身が巨乳という武器を持っているが、さらにその容姿を輝かせているのがメイド服ではないか?
ああいった、部活のみんなにお茶を配ったりする典型的な従者タイプのキャラにはメイド服がよく似合う。
だが、誰でもメイド服を着れば可愛くなるという訳では……
いや、メイド服に限っては誰でも可愛くなる。
それはつまり、メイド服が古来より男である俺達のロマンであって……。
そのために、メイド喫茶などという店があるのだ。
だが、メイドとメイド服を着た女の子は似ているようでまったく違う。
メイドは、主人に従う従順な僕……犬のような存在。
対するメイド服を着た女の子は、外見だけ一時の主人に従う偽りの僕……猫のような存在。
どうだ、犬と猫では似ているようで正反対、だろう?
つまりだ、何が言いたいかと言うとだな――
「メイド服最高ッ!!」
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