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『やばっ!うとうとしてたらこんな時間に…アレ!?』
おかしい…時刻はすでに10時を回って普通なら消灯の時間帯なのに由紀の病室だけ明かりがついている
嫌な予感がふとよぎる
『まさか…由紀にかぎってそんなこと…』
考えをまとめるより体が先に由紀の病室へと走らせた
もう暗くなっている廊下を脱兎のごとく走りぬけた
次の角を曲がれば由紀の病室!そう思いながら角を曲がったが直ぐ様に逆戻りして廊下の角に身を隠した
なぜなら由紀の病室の前には由紀のお父さんとお母さん…そして病院の先生と看護婦が2人…皆深刻な表情だ
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