~天国の君へ~

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振り返ってもやはり誰もいない ただ雪が舞っているだけだ でも叩いたのは由紀…なんとなくそんな気がする そして言いたいこともなんとなくわかる気がする (拓也、ありがとう!ずっとずぅ~と大好きだよ♪) 『そういえばあのときの返事、まだしてなかったよな?』 空を見上げて天国にまで聞こえるくらい大きな声をだした 『由紀~~!!お前はとっくに一番だ!大好きだぁ~!!』 俺の声は天国の君に届いただろうか?俺はまだそっちにはいけないけど…まぁ由紀なら気長に待ってくれるだろ?今はまだ由紀の声が聞こえないけど、そっちにいったらたくさん、たくさん話そうな! 『いつまでも愛してるからな』 拓也はきづいてないようだが拓也の薬指の指輪が一瞬光ったような気がした ~fin~
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