HOLY X'mas～天国の君へ～

親友と書いて『とも』と読む??

待ち合わせは最寄りの駅だった
それよりも問題は待ち合わせの時間だった

『なんでだよ、なんで朝6時に待ち合わせなんだよ！』

時刻は現在6時05分、遊園地の開園時間は9時…どう考えても早すぎる

『しょうがないでしょ！楽しみで待ちきれなかったんだから………それとも私と朝早くからいるの…いや？』

『うっ…そんな上目遣い+泣きそうな目で見るなんてずるいぞ…』

(やべっ…かわいすぎ！)

こいつにはこれからつくづく苦労させられるなって俺はこの時察知した

『でもなにもしないでいるなんて暇じゃない？』

ふと思ったことを口にしてみる

『暇じゃないよ、こうしてるだけで私はいい！』

そう言いながら由紀は俺の腕に抱きついてきた

『な！なにやってんだ//////』

『ふふふ～！今日は私も拓也の彼女のつもりで過ごすから』

そう言うと由紀はさらに身を寄せてきた

(胸が…あたってる/////)

俺の精神を乱すな～!

『あの、由紀？いつまでひっついんてんだ！行くぞ』

(まぁなんだかんだ嬉しかったけど…)

『うん行こ行こー♪』