恋の病?ただの風邪?

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それにしても由紀の病気のこと、後2ヶ月の命?ヤブ医者め!由紀は今こうしてピンピンしてるではないですか!? 俺が考えていると由紀はキョロキョロし始めた 『拓也の部屋って汚いね💧私が掃除したげる!』 そう言うと由紀はそそくさと行動に移った 部屋中に散乱している漫画、服、ゴミなどが片っ端から綺麗になっていく まさに『お見事!』の一言だ そして今度はどこから取り出してきたのか掃除機をかけはじめた 部屋中がみるみるうちに綺麗になっていく 机の回り、クローゼット、ベッドの下…………!!! ベッドの下ぁ~~!? 『ま、待て由紀!ベッドの下はやらなくて…い……い』 時すでに遅し! 由紀はベッドの下から一冊の本を取りだし手に取ると小刻みに震えだした そう、思春期の男の子なら誰しも一度は目にするもの… 『拓…也…これは…何……かな』 はうっ!!由紀、その笑顔がまた不気味に怖い!!
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