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『由紀…お前の病院…どこだ!?』
ムカつく、由紀が苦しんでることに気づけなかった自分に無性に腹がたつ!
『若葉台…第二病院…302号室』
由紀の声がどんどん小さくなっていく
そんなに入院をしてるってことが知られたくなかったのか…俺に心配をかけないために!
俺は病院に向かって走った、その病院までは徒歩で1時間弱くらいかかる…息が苦しい…今すぐ座り込みたい!でも走った…由紀に今すぐ会いたい!!
そして謝りたい、こんな俺でごめん!気づけなくてごめん!
許してくれるかな?こんな俺を…
愛想尽かされたってしょうがない
覚悟は…できてる
それでも俺は由紀が好きだから!
だから待っててくれ!
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