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あの頃の由紀はちょいねくらで誰とも話さない静かな子ってイメージだった
由紀は別に不細工ではなかった、むしろ全然可愛い方に入るくらいだ。由紀のあの誰とも話さない性格が治ったのはたしかあの時からだった
由紀が1コ上の先輩に体育館の裏に呼び出されるとこを偶然見てしまった
俺は興味本意でその後をついていった、体育館の裏につくと先輩が5人位たまっていた
『おーい、今日はこの子でいいだろ、けっこう上等品だと思うぞ』
由紀を連れてきた先輩が言った
『ひょー!可愛いじゃん全然オッケー、おい、親とか先公にちくらない様にカメラまわしとけ』
俺は気づいた、たぶん由紀はレイプされることに
『ようこそ彼女楽しい楽しい大人の時間だ』
このグループの頭っぽい人がそう言いながら由紀と肩を組んだ、するととたんに服の中に手を入れた
『ちょっ、なにするの!やめて』
由紀は抵抗したが相手は男、しかも6人もいる、由紀はとたんに手足を抑えられ身動きがとれない状況になってしまった…助けなきゃ、俺はそう思い曲がり角から飛び出した
『ちょっと待った』
俺は震える声で言った
もう後には戻れない
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