ドタバタの出逢い

4/5
前へ
/131ページ
次へ
『おい、1年坊が俺らに何のようだ、あ?』 頭っぽい人が俺の目の前まできてそう言った 『べ、別にあんたらにようはないんだ。俺がようがあるのはその子』 『なによ、助けてくれなんて行ってないでしょ』 まったくこの頃から意地っ張りでとても大変な性格だ それよりも先輩たちをどうするかだ、ただでは帰してくれないだろう…俺はケンカは普通よりは強い方だ、でも流石に6人となると… 『おい』ドコッ! 俺は考えてる間に先輩に殴られた、そのまま俺は何もできずただ殴られ続けた でも俺は意地でも倒れなかった ここで倒れたらただの負けになってしまうからだ 『こいつ、こんだけ殴られてなんで倒れない!?』 そろそろ先輩も疲れてだるくなってきたところだろう俺はその時を待ってた、反撃のチャンス! フラッ 『あれ?あれれ!?』 さすがに殴られすぎた、勝手に体が倒れてしまった だめだ、やられる!!! 『くそっ!俺は…俺は女1人守れない男なのか!』 思わず目から涙が込み上げてきた、自分の情けなさが見に染みたんだろう 『……………行くぞ』 あれ?殴ってこない、それどころか先輩たちが帰っていく…なんで?
/131ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1606人が本棚に入れています
本棚に追加