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『なんだ花火か…そんなのお安いご用……って、ええぇーー!!』
花火…普通に聞くと簡単にできるものだがそれは夏の話…だが今はもうすぐ12月になるという真冬、花火が売ってる店なんて数えるほどしかないだろう
いや、むしろこの季節に花火を売ってる店なんて存在するのか?
『やっぱり…無理だよね…私花火って一度もしたことなくって…ごめんね拓也無理なこと言って…』
由紀の残念そうな顔…そんな顔を見せられたらたとえ無理とわかっていても断れない
『よ、よーし花火だな!そんなのおちゃのこさいさいよ』
多少ひきつっているが今の拓也にできる精一杯の笑顔で由紀の頭を撫でた
『本当に…?』
『本当!嘘ついたら針千本だって一万本だって飲んでやる』
『わぁーい♪拓也大好き!』
さて、大変なことになった…💧
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