季節はずれの花火~後編~

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楽しい時は瞬く間に過ぎてしまう あれから2人はかなりのペースで花火を消費した結果、手元にはわずかな数の閃光花火しか残っていなかった 『もう……無くなっちゃったね…花火…』 少し淋しそうな顔をする由紀… 『よし、じゃあどっちの方が長く残るか勝負だ!』 『のぞむところよ!』 閃光花火の数は共に5本ずつ… 奇跡とも言える…それとも由紀の天性の才能なのか!? 俺の閃光花火は全て無くなった…が由紀はまだ一本目が閃光を放ち続けている こんなことって…… 由紀は花火の神様か!!?
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