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しかしその同情は甘かった…
あろうことか由紀はゲーム機を壁に向かって投げつけたのだ
もちろんゲーム機は二度とプレイできない状態になり訳のわからない煙まで出ている
さすがにこれには温厚な俺でもカチンときた
どんな理由があるにせよ人の物を壊していいという道理はない…
『もういい!拓也、違うことして遊ぼう!!』
『………その前に言うことがあるだろ………』
『まぁいいじゃん!もう一台あるんだし…』
パンッ!
『…………』
乾いた音が鳴る…
何か言うよりも前に手が出ていた
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