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拓也は悩んだ…悩みに悩み抜いた
これから自分のするべき行動は一体なんなのか…答えをまとめるにはかなりの時間を要した
『よしっ!!ありがとう姉貴♪今度ちゃんとお礼するね』
いきなり立ち上がると凄まじい勢いで家を出て行ってしまった
『ふふふっ♪どうやらまとまったらしいわね…自分らしい答えが…行って来い、私の最愛の弟よ!!』
拓也は気づいていなかった…なぜ今まで姉貴が彼氏を作らなかったか…なぜここまで大変な生活を頑張ってくれているのかを……
『幸せになってよ………………大好きだったよ……大好き………ﾋｯｸ、え～ん💧』
どんなに虚勢を張ってもやはり女の子だ…だが今ここに胸を貸してくれる人がいない…それが胸を締め付けるくらい苦しく、辛かった
玲奈の泣き声は二時間以上も続いた……
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