歌詞倉庫

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かざぐるま written by 嘉山 栄 compose by 嘉山 栄 夕闇に騒ぐ蜩の声 月がうっすらと顔を出す 夏はまだ始まったばかり そう思えば雨は冷たい 風が止まった瞬間 渇いた夏の声を聞いた 切ない刹那に生きる それだけで通じ合う 夏の空にこだまする風を見た 幼い頃に聞いた童唄 静かに廻り廻るかざぐるま 蒼い記憶は薄れない 忘れたいのに消えない 別々に生きていく事で 幻滅しなくて済んだ まだぬるい空気纏い 足音だけが鳴いている 夏の空に嗄れていく秘密 それだけでいいと思えた くるりと廻り廻るかざぐるま 風が止まった瞬間 渇いた夏の声を聞いた 切ない刹那に生きる それだけで通じ合う 夏の空にこだまする風を見た 幼い頃に聞いた童唄 静かに廻り廻るかざぐるま 夏の空に映る渇いた愛 懐かしい薫りが誘う カラカラ廻り廻るかざぐるま
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