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diverge
written by Sekida Hikaru
compose by Sekida Hikaru
いつかはこんな日が来る事を
僕は想像してた
それなのに時間が過ぎるのを
ただ待つだけだった
だってそれ以外
何も出来なかった
運命に逆らえず
無力な自分が
悔しくて、苦しくて
今が惜別の時なら
僕は何も言わない
白い雪が静かにそっと
ふたりを包むだけ
大切な物を守る事の辛さ
僕は初めて知った
思い返せばいい事、悪い事
いろいろあったよね
最後の夜はふたり
寒さ堪えながら
終電という現実
さよならと言って
飛び乗って、泣いた夜
今がもし別れ道なら
僕は何も言えない
君の笑顔目に焼き付けて
思い出にするだけ
そう、なにもかもが
昨日の事のようで
擦れ違う心の中
最後まで優しい
君の手が温かくて
今が惜別の時なら
僕は何も言わない
白い雪が静かにそっと
ふたりを包むだけ
そしていつの日にかまた
笑い合えるのならば
この恋の結末はそっと
心にしまっておこう
そう永遠に・・・
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