‡姫の目覚め、そして覚醒‡

24/29
前へ
/109ページ
次へ
魔族Aが鋭い爪をむき出しサイに襲いかかった! サイ「ちっ!あぶねぇなぁ」 サイはすんでの所で避け体制を直す。 サイ「俺だってお前らにこの結界を破られるわけにいかねぇんだよ!!!!!」 「“灼熱の炎よ、我の前に立ちはだかる者を焼き払え”“炎(バーニング)”」 サイの手に大きな炎が現れ、蛇のように相手に絡み付いた。 魔族は余裕の表情だった。 魔族A「ソンナマホウハキカナイ…ゾ…!?」 ところが一転、魔族の表情は苦痛にゆがかんでいく。 魔族A「ナゼダ…クルシイ、アツイ…!ソンナバカナ…ニンゲンゴトキノマホウガ!」 サイ「俺を甘くみるなよ?それじゃあ地獄へ案内してやるぜ!」 “パチン” 魔族A「ギャァァァァァ!!!!!!!!」 魔族Aに絡み付いた炎蛇は業火の如く燃え上がり、灰となった。 魔族B「ヨクモ…!!コロシテヤル!!!」 相方を倒され怒り狂い再びサイに襲いかかった! “パチン”                   
/109ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加