…ヴィール…

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さて、まずはこの世界“ヴィール”について詳しく話すとしよう。 この世界には普通に魔法が出回る世界。 そしてたくさんの民族が存在し、様々な国があるのだ。 国は主に5つに分かれている。では、それぞれの国ついて説明しよう。 [王都]ヴィネイル ・その名の通りこの世界の中心部であり、この国はとても栄えている。そして、城があり、この“ヴィール”の王家が存在する。 様々な人々が暮らしている。繁華街とも言える国である。 [緑の国]サラ ・緑に囲まれてとてものどかな国であり、薬学が発展している。 平和を象徴に掲げるほどに争いを好まない。この国の中には木や自然と言葉を交わせる“木霊”と言う能力をもつ者がいるらしい。 人間と獣人が多くの割合を占める。他の国ではこの国の長の目が代々美しい翡翠のような瞳と言うことから“翡翠の民”と呼ばれている。 [火の国]ディル ・火山の近くに国を構えている。この国の民は火を巧みに操る事が出来る。いわば火属性の魔法が得意な傾向にある民族である。他の国の人々は“錬炎(レンエン)の民”と呼んでいる。この国の長は代々火の神である“炎龍”を体に宿す。その力は絶大。                   →→→
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