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「目的……それは、
『私の手で、奴を殺す』
それだけだ。
その為、お前に『HEARTS』を与えたんだ。
いや、覚醒させた、の方が正しいか…」
黒羽の顔は真剣そのものだが、話の内容は意味不明。
『彼奴を殺す』、『HEARTS』、『覚醒』
もう、框悟には訳が分かってないが、黒羽は話を続ける。
「次に『HEARTS』についてだが、正直、お前の力がどんなものかは私にも判らない。
その内分かるだろう」
黒羽は説明し終えた、と言わんばかりに一息付く。
そして、何かを思い出したかの様に、もう一度、口を開く。
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