プロローグ

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いつの時も戦争というのは憎しみや、悲しみを生むばかりで、人々の心には傷跡が残るだけ……。 当然、犠牲も付き物で、この戦争での犠牲は数えきれないほどで、その脅威は後世に伝えられる事だろう。 この大戦の最前線で戦った者の中で、生き残ったのはたった4人と伝えられた。 そして、その4人はこの大戦を機に『死神』、『知神』、『守護神』、『破壊神』と呼ばれる事となるのである。 この4人を総称して皆は『四聖神』と呼び、4人は大戦での活躍から英雄として各世界へと迎えられた。 この大戦は『天界』、『魔界』、『地獄界』、この3つの世界を巻き込んでの戦争……『3界大戦』と呼ばれる事となり、後世に伝えられたのだった。 そして、そんな戦争も終わり5年の月日が流れ、戦争の傷跡も癒えつつあり、世界に平和な時が訪れる事となった。 そして、成長した少年は……
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