プロローグ

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時の流れは早いことにあと一ヶ月もすれば、もう俺は二年生へと進級する。 俺、少しは成長したかな?? どうなんだろう………。 でも不思議と焦りはなかった。 ただ無鉄砲に甲子園と言っていたあの頃の俺とは、もう違う。 今は大事な仲間達に囲まれて、少しずつでも強くなっていこうとしている俺がいる。ただがむしゃらに練習に励んでいたあの頃と比べたら、今は少し自分の中に"余裕"というものが出来た。 だけど、俺達はまだ0だ。一でもない。 自分の中にあったプライドや思い込みを捨てて、俺は0から始める。 そんな0から始まった俺に、ある一つの話が舞い込んで来た。
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