x月x日

6/8
前へ
/73ページ
次へ
体が跳ね上がる。 自分でも好きで触ったりしない。 ましてや誰にも触られた事なんてない場所。 そこを彼の指がなでる。 「いやぁ…やめてぇ…」 わかってる。 今まで色んなものを見て来たから。 どんなに言葉で抗ったって、 身体は反応する。 「でも…湿ってるよ…? アユカのいやらしいトコ…」 「…ぅあ゙あぁあぁ…」 私は唸った。 自分が情けなくて。 こんなことやってる自分が馬鹿らしくて。 ハルキを止められなかったことが悲しくて。 「アユカ…」 彼は下着の脇から指を入れて、直接あそこを触ってきた。 「濡れてる…」 「…っ…やめろぉ…」 「大丈夫…優しくするから…」 何が大丈夫なんだよ… そう思ったけど私には唸る事しかできない。 彼の指がナカを犯す。 「…やめ…あぁ…」 しばらく出し入れを繰り返した後、ゆっくりナカから指を引き抜き、私の目の前に持ってくる。 「ほら…こんなに…」 愛液でテラテラと光る指。 私は虚ろな目でそれを見てた。
/73ページ

最初のコメントを投稿しよう!

868人が本棚に入れています
本棚に追加