868人が本棚に入れています
本棚に追加
/73ページ
今彼女の顔は俺の股間にうずめられている。
「ほら、ちゃんと脚広げて」
「っあ…はい…」
内股に手をそえ、袋のつなぎ目を先を尖らせた舌がなぞっていく。
「気持ちいい?」
「………い…」
「聞こえないよ?」
「…っ…気持ちいいっ…です…」
「よくできました」
俺の快感に染まる顔を見ることで、彼女は満たされている。
彼女が俺に欲情すればするほど、ほどこされる行為は激しくなっていった。
彼女の愛撫が激しさを増すたび、俺の理性は崩壊していく。
そして、すべてを彼女にさらけ出す事が、彼女への忠誠と服従に直結する。
「…や…ん…いい…よ…ぉ…」
今の俺は、
ただ彼女と快楽を求めるだけだ。
「…もっ…と…もっとぉ…」
充血したモノの先端からは、透明な汁が染みだし、竿に垂れはじめている。
彼女の指が肛門と陰嚢の間を圧迫し、間接的に前立腺を刺激する。
もう、限界だ。
行き場のない手でシーツを握りしめ、必死でなけなしの意識を保とうとする。
「あ…んぁ…も…むりぃ…っ…」
その瞬間、彼女の動きが止まったかと思うほどゆっくりになった。
「ん…え…」
リズムを崩され、射精のタイミングを逃してしまう。
「…まだ、イカせないよ…」
垣間見た彼女の瞳は、淫らな欲望にそまっていた。
最初のコメントを投稿しよう!