浮世離れ

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無価値 現在、人はこの世で一番利口と思われ、醜く憐れで、めんどくさがりで、残酷で、気違いな生物と思われるものと想像する。 脳内の思考回路が自分や、自分の知る極僅かな他人と違いが出ていると思わせられる言動を起こすものを毛嫌いしたり、憐れんだりする。 他人の言動は、自分の現状や、過去や、来世を映していることを気付かないからと予想する。 あまりにも万物において無知であると、驕っていると予想する。 空腹だと叫ぶ胃の中に、自分以外の下等と思う一部の生物の加工された死骸を放り込む行為を、致し方無いと思う思考に頭を傾げたくなる。 生物の脳は、洗脳されることしか出来ないのだろうか? こんな馬鹿げたことを並べた現実を、お伽噺と思いたい。 こんなことしか出来ないと勘違いしてると思う脳は、どうしたらマシに出来る? いや、出来ないだろう。 皆が気違いじみているのだから。 開き直り笑うという行為をしたら、マシになれたら良い。
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