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【貴方への罪=私への罰】
嗚呼…、何で貴方は私をそんな目で見るの…?
何で怯えているの…?
“何で逃げるの…?”
周りは真っ赤に染まっていた…。
床も、壁も、洋服も、貴方も、私も…。
何もかも全て…。
私のことが怖いの…?唯、傍に居てほしいだけなのに…。
だから震えているの…?
私のモノになってほしいだけなのに…。
だから泣き叫ぶの…?唯、私だけを見てほしいだけなのに…。
だから逃げ出そうとするの…?
“私はこんなにも貴方のことを愛しているのに…。”
嗚呼…ごめんなさい。こんな愛し方しかできなくて…。
代わりに私が自分の首を切り落とせば、貴方は許してくれますか?
貴方への罪は、決して許されるものではないけれど…。
2009.7.6
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