博識であるが故に

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扉に入った後は何か聞こえたけど、それが一体何なのか…分からなかった。 今日はそれだけ。 もう人の気配はせず、私は隅っこに座って目を閉じた。 オ兄、チャン…ドコ居ルノ? お兄ちゃんも此処のどこかの部屋に監禁されているのだろうか… 何事もなく生活出来ているのだろうか… 私ヲ…心配シテハイナイカ… カランカランカラン 頭の奥で音がした。
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