博識であるが故に
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目が覚めても何も変わらないし朝なのか昼なのかさえ分からなかった。 また立ち上がって鉄格子の付いている小窓から廊下を見る。 誰もいない… 「誰か、いないの?」 声を張り上げるでもなく普通に話すように声を出す 「ダレ?」 意外にも返事が帰ってきた。男の子の声。覗いた前の部屋の鉄格子から顔を出す。 昨日連れて行かれた子と似ている。黄色い髪に青い瞳。私より年下の様だ
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