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「そりゃそうだろ?だって大王は....」 「大将!来てくださいっ!」 地獄軍が何かを発見したようだ.... 「神坂!」 「おうっ!」 声がした方へ急ぐと路上に若い男が倒れていた。 「クヌギ....」 三椚は男の顔を覗き込んだ。 「ああ....死んでるな....毒でも飲んだか?」 男の体から魂が抜けて行く.... 「おいっ!」 俺の呼びかけを無視するかのようにゆらゆらと漂う先に.... 「あ....あいつ....」 そこにはあの人狩りが不気味な笑い顔で立っていた。 「人狩りが来たって事は地獄か....何をしでかした奴かは知らんが、自殺した事を悔やむだろうな....」 三椚は人狩りに連れられていく男の魂を見ていた。 「自殺といっても自分の意志かどうかはわからねーぞクヌギ....」 天下の往来で自殺する奴はあんまりいねーだろ.... 「ああ、わかってんよ....この近くに奴がいる可能性が高いかもな。」 三椚は隊員に渋谷でも特に若者が集まる建物周辺を徹底的に監視するように命令した。 「司令官!駅前に来てください!」 俺たちの目の前で死んだ男が救急車で運ばれようとした時に純から連絡が入った。
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