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じゃあひょっとして.... 「レベル3で容疑者まで特定できるんだよな?あと、具体的な場所まで....」 里沙が下を向いたままで答えた。 「容疑者っていうか....その、殺意を感じ取るんですけど....名前とかもその時点でわかります....場所は動いている限りは予想で....今回は動いた様子がない所を見ると待ち伏せかと....」 真紀は.... 「真紀は気がついたんじゃないかと....加害者の名前が判明した時点で誰が被害者になるのかを....」 それで見ないふりをした? 「キャシー....レイももう少しで戻るから、それまで真紀を何か理由つけて違う部署へ回してくれ....何なら弘明も一緒で構わねー。」 キャシーは頷いて部屋を出て行った。 第2会議室へ戻ると純がレーダーの前にいた。 「聞きました....」 俺は軽く頷くとソファーに座ってため息をついた。 「司令官、先日真紀と少し話をしたんですが....」 事務所内を案内した時か.... 「彼女は自分が死んだ事を喜んでいました。」 何だって!? 「なぜっ!?」 死んじまった事を諦める人は多いが喜ぶなんて変だろ?
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