命の重さ 心の重さ

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「本当にすげーな....南部里沙。」 三椚が呟いた。 「いや、彼女だけじゃねー・・・・あんたの腕も半端じゃなかったよ。」 三椚は純を見た。 「それに大河さんか?あんたあの阿修羅に認められてんだろ?みんな神坂の部下にしとくのはもったいねーよな....」 おい....ちょっと待て。 「クヌギ....おまえって本当に失礼な奴だな....」 閻魔大王に報告すると言い、クヌギは笑いながら地獄へ帰って行った。 「司令官!また出ましたっ!名古屋ですっ!....レベル....6....」 またか....また何も罪のない人たちが消えていく.... 人の命はそんなに軽くねー・・・・ 人の心は.... そんなに簡単に消していいもんじゃねーっ! 「ちくしょー・・・・」 見ているだけの自分が情けなかった。 「司令官....みんな同じですよ....」 キャシーの言葉にみんなが頷いていた。
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