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誰かを恨む気持ちはあっても、実際その人間の命が自分に委ねられるとなった時に人は簡単に人を見殺しにできるか.... でも、何年にも渡ってイジメを受けた者の気持ちを思えば十分に有り得るか.... さて.... どうしたらいい? それに殺された3人は天国へ来るんだろ? 真紀と直接顔を合わせる事はなくても同じ場所にいる.... 真紀は.... それをどう受け止めるか.... 苦しくはないのか? いや、さっきの様子だけでもわかる。 あいつ....ものすごく後悔してる。 自分が何をやっちまったか....良く理解してる。 「天国に罰則なんてあるのか?」 純は首を横に振った。 「いえ....こういう仕事自体ありませんでしたから....人の命を救う....いわば運命を変えてしまうわけですからね。」 そう....その人の寿命を変えてしまうのが俺たちだ。 でも俺はそういう解釈はしてない。 「人が生きる権利を守るのが俺たちだろ?」 俺の言葉に純が微笑んで頷いた。 「そうですね....同感です....」 だからその色気はどこから来るのっ?
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