防衛軍司令官

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そーなんだ.... 出世しちまった.... 今までの功績がなんたらかんたらで防衛軍で一番偉い司令官とかにされちまった.... 「あ、司令官....くれぐれもリーダーは俺っすから間違わないようにお願いしますよ。」 はいはい....大河リーダー。 ていうか大河....キャラ違うぞっ! 地獄へ一緒に行ったあたりから何か体育会系な.... 防衛事務所にいた俺たち全員が少し偉くなった。 「司令官!キャッチしましたっ!静岡県御殿場市ですっ!人数は3名....強盗ですね....殺人を犯す可能性レベル4っ!」 涼は「作戦本部長」として基本的には防衛本部の内勤だが大抵はこの事務所にいる。 「時間と具体的な場所を確認してくれ。」 俺は涼から送られた情報を携帯で打ち込み澪にメール.... 澪から警視総監へ転送されたメールによりひとつの事件を未然に防ぐ事が出来た。 そして澪からのメール。 「お疲れ様です....私も少しはお役に立ててますか?」 そりゃもう十分に。 「世の中から悲しい事件が少しでも減るなら私も嬉しく思います。」 うんうん.... 「でも今でも不思議....神坂さんとこうやってメールでお話できるなんて夢のようです。」
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