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そりゃそりゃそーだろ。
「神坂さんからこうしてメールが来るのが楽しみです。」
え?
「無理だとわかっていますが出来る事ならお会いしたい....」
....
無理だ。
それは澪が歳を取りいつか天国へ来るときまで有り得ない。
そのとき俺がどうなっているかもわかんねーのに....
ま、里沙も言ってたがもうすぐ警視総監へ直接メールが送れるようになるらしいから....
そうすれば澪も普通の女子高生になれるさ。
俺のこの軽い頭はそんな風にお気楽に考えていた。
「お疲れ様でーす。」
来たっ!
防衛軍....いや天国が全世界に誇る天才ちびっ子科学者....
今では....
「これはこれは南部博士....いらっしゃいませ....むさくるしい所ですがごゆるりと。」
そーなんだ....
南部里沙は今では博士という肩書きを持ち、新しく建設中の科学技術院の名誉教授になるんだ。
まぁ本物の天才だわ....
「あっ!リーダ....司令官、からかってるでしょ!」
中身は里沙のまんまだけど....
「レイさんが留守だから寂しいんですよね....」
里沙に続いて純が入って来た。
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