防衛軍司令官

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翌日.... いつもならレイに起こされる俺。 レイは留守.... 必然的に寝過ごす俺.... 携帯の着うたで目覚めると.... 「やべーっ!」 慌てて携帯を取ると里沙からだ.... 正直言って怖い.... 「もしもし....」 「朝ですよーっ!いつまで寝てるんですかっ!?新人さんたち来てますよっ!司令官がそんなんでどうするんですかっ!大体....」 「すぐ行くからっ!」 とりあえず切っとけ.... 俺は着替えると部屋を飛び出した。 俺とレイは結婚してからも防衛事務所の中に住んでいた。 とはいえ以前の再現アパートではなく、所帯持ち用の2DKだ。 第2会議室まで走って1分.... ドアを勢いよく開けるとみんなが一斉に俺を見た。 「わりぃ!寝過ごしたっ!」 里沙が睨んだ。 「司令官....ペナルティですね、歓迎会は全部司令官の奢りです....ねっみんな?」 全員が黙って頷いた。 「まぁ....当然ですね....」 いや、涼君.... 「しかるべき処置ですか....」 純おねーさま.... 「ごちになります。」 てめー大河....
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