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「特に何もないな」
光がそう言った。
ショック、普通の家のように一家だんらんになると思ったのに。
でもまだ諦めない、姉の美由(みよ)と二番目の兄の晃二(こうじ)がいるからな。
まずは美由ネーからだ。
「そっか、美由ネーはなんかあった?」
「ん~、私にケンカしかけてきた男子を半殺しにしたぐらいかな」
やるね~と言いたいが今俺は二歳のガキそんなこと言えねー。
最後の砦で晃二に聞くか。
「そっか、晃に~はなんかあった?」
「俺も特に無いな」
ボフンーーーー。
隊長ーーーー、全滅でーーーーす。
は~こんなもんか。
しかたがない明日頑張るか。
「零、そう言うお前はなんかあったか?」
光がそう言ってきた
隊長ーーーー、不意打ちでーーーーす。
内心あせる俺。
その日おきたことなんてわかんねー。
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