26人が本棚に入れています
本棚に追加
拠点の安ホテルに戻る傭兵部隊一行。
「どうすんのさこれから。まさかのまさかってことは…」
ヒューストンは恐る恐るジェイコブに尋ねる。
「まさかって?」
ジェイコブはタバコを吹かす。
「いやだからさ…」
ヒューストンが口ごもった時に後ろからペリックが差す。
「政府軍連中とドンパチするのかってことだろ?」
そう、それと消えそうな声でヒューストンが付け足す。
「オレは暴れて金が入るなら文句はねぇぜ」
トムは銃を弄りながら会話に入る。
「まぁそれも一興だな。だがこの人数じゃあいくらなんでもキツいな」
「だよな!そうだよ。馬鹿は止して命を大切にしようよ」
ヒューストンに明るさが戻るが直ぐにジェイコブのだが…の一言で表情が曇る。
「ペイは大事だ。」
この一言で一行は更なる戦場へと向かう事となる。
最初のコメントを投稿しよう!