えっ!?妹??

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俺の名は、坂本大河(さかもとたいが)、二十歳。。 父親は10歳の頃に母親と俺を残して蒸発。 母親は、13歳の時に仕事中の不慮の事故で帰らぬ人となった。 母親が死んでからは、母方の祖父母の家に居候してたが、大学入学と同時に学校近くの下宿を借りて住んでいた。 そんなある日、いつもと変わらない、大学から帰った夕暮れ時だった。 -ピンポーン- 玄関のチャイムが鳴る。 どうせ新聞の勧誘かなにかだろうと、玄関をあけてみると、誰もいない・・・いや、いた。 小学校2、3年生くらいと4、5歳くらいの幼い姉妹が立っていた。 正直、子どもは苦手な大河。 「お嬢ちゃんたち、家でも間違えたかい?」 首を横に振る姉と思われる少女。 そしておもむろに手に提げたカバンから"大河へ"とかかれた封筒を差し出した。
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