運命

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大学の近くに大きなマンションができるようだ たくさんの職人さんが働いていた 私は毎日その道を通って通学していた 学校の授業が少し早くおわり、近くの公園でママのお弁当を食べていた 暖かくなり、外でのランチはいいものだ 『如月さん…』とだれかが声をかけてきた ケンジ君のお兄さんさんだった… わたしは俯いてお弁当を食べていた 『あのマンションで働いています…あなたの事いつも見てました』 『化け物みて楽しいですか?』 『きっと言い訳になります…俺は如月さんが入学した時から好きでした ある日悪友からお前の好きな女抱けるからと屋上いきました 全裸のあなたは思ってる以上に発育していて…俺は夢中で抱きました 屋上からおりたあと、なんとなく気になって、また屋上にあがると、如月さんの姿はなかった 屋上から下みると血まみれのあなたみました 怖くなって、警察と救急車に電話しました。情けない事に俺は家に帰り3日家からでれませんでした 俺達は勿論鑑別所おくり その後のあなたの事は鑑別所でてから探しました まさかケンジのともだなんて…俺はあなたに一生償いするつもりです』 『償いってなんですか?元に戻してくれるんですか?あの事件で両親も離婚しました』 『あなたを受け入れてくれる男性が現れるまでみまもります。あなたは天国、行ってください。俺は地獄でいいから』 『あなたお名前なんて言うんですか?』 『横山トオルです』 私は名前だけきくと、その場所を去った
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