第2章
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(念のために水壁使ったけど、あんな火の球なんて一瞬で消せるんだけどな。) 『そんな呪文が俺に効くかよ。』 そう言い、手のひらを前にして、火の球を受け止めた。 『なに!?』鷲羽は驚きの表情を浮かべ言った。 『はい。さようならっと。』 隼は火を消した。 その時ちょうど魔法学校に着いた放送が流れた。 『じゃぁな。弱いものいじめは止めろよ。』 そう隼は言って電車から降りた。
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