第2章

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『隼…今年特待生で入ったの何人いたか知ってるかい?』 新道はいきなり尋ねた。 『4人だろ。担任の陽から聞いたぜ。お前と鷲羽と俺とあと一人は知らないが』 『違うんだ。特待生で入ったのは、君と俺とあそこにいる桐生、西蓮寺なんだ。実は特待生になれるのは毎年4人。鷲羽の力は確かにすごいけどそれ以上のが俺らの他に2人もいたんだ。』 『へぇー』 隼は、そういうこともあるだろ、と思った。 『もっとすごいこと教えてあげようか?』
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