第2章

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ちょうど審判が確認し、桐生・西蓮寺ペアの勝利を判断した。 『勝者、桐生・西蓮寺ペア!』 『楽しくなってきたじゃねーか。新道、俺は手加減なしでやるぜ』 『いいんじゃない。ただ…俺も本気でいくよ…』 珍しく新道が本気になっていた。 『決勝戦は30分後に行います。駿河・新道組と桐生・西蓮寺組は時間までに試合場に来なさい』 30分の間、観客達はどちらが勝つか予想していた。 圧倒的に勝ち進んできた駿河ペア、こっそりと力を見せつけながら勝ち進んできた桐生ペア。
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