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(2対1か…。しょうがねぇ、アレを出すか)
『【金縛り】』
隼は二人に向かって唱えた。
『…動けない…』二人は、同時にそう言った。
『古へより我らと契約した者よ、我と共に戦うことを請う!白虎よ来たれ…召喚、白虎!』
すると、荘厳な姿をした輝く白い虎が現われた。
『隼…久し振りだな。』
白虎は言った。
『そうだな。力を貸してくれ、白虎』
『そろそろ金縛りが解けるな…。隼よ。詠唱破棄できるようにならんとおえんぞ』
『あぁ、分かってる。』
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