第2章

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(2対1か…。しょうがねぇ、アレを出すか) 『【金縛り】』 隼は二人に向かって唱えた。 『…動けない…』二人は、同時にそう言った。 『古へより我らと契約した者よ、我と共に戦うことを請う!白虎よ来たれ…召喚、白虎!』 すると、荘厳な姿をした輝く白い虎が現われた。 『隼…久し振りだな。』 白虎は言った。 『そうだな。力を貸してくれ、白虎』 『そろそろ金縛りが解けるな…。隼よ。詠唱破棄できるようにならんとおえんぞ』 『あぁ、分かってる。』
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