第2章

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『召喚魔法なんて…』 桐生もこれには驚いていた。他の教員達も唖然としている。 『ほっほっほ。やりおるな。』校長は笑いながら言っていた。 隼は白虎に乗って、2人に突進した。 が、二人も上手くかわす。 『【泥沼】』『【豪火】』二人は白虎に向けて放つ。 『白虎、ジャンプだ』隼の指示通り飛ぶ。 『【落雷】』隼は空中に浮いたまま唱えた。 『【石壁】』桐生も瞬時に唱える。 しかし、石壁はピキピキと割れ目が入り割れた。 『ばかな…。雷との相性はいいはずなのに。』 そして隼の【落雷】が桐生に襲いかかる。 『桐生!』西蓮寺はとっさに桐生の腕を掴み手繰りよせた。 『助かった。ありがとう。西蓮寺』 『桐生、こいつら想像以上にやばい。アレやるか。』 『…いいのか?』 『なぁに、死にそうになったら教員が助けてくれんだろ!』
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